Aeru SHOP入荷情報★地歌舞伎ジュエリーのご紹介

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今週のAeru SHOP情報は「地域の逸品応援コーナー」から地歌舞伎ジュエリーのご紹介です。
先日告知したNHK名古屋「ド真ん中ジャーナル!」内でも取り上げられ、今注目を集めています。

この作品は、中山道大井宿に古くから続く家に生まれた古山沙奈美さんが作られました。幼い頃から様々な文化や風習に触れて育った古山さんは、時代と共に徐々に失われゆくものに心を痛め、ご自身の手仕事で日本の文化を広めていきたいとの想いを抱かれたそう。

古山さんは美容サロン「Miss&Babe(ミスベビー)」を経営。共に働くスタッフの方々と共に、多くのお客様を魅了する高い技術力を持ったネイルアーティストとして活躍してこられました。
職人とも呼ぶべきこの技術力の価値を高めたいというのが、古山さんの願いでした。

この二つの想いが融合して生まれたのが「地歌舞伎ジュエリー」。一点一点丁寧に絵付けをし、色付けから箔の埋め込みまで全て職人の手で仕上げられています。
地歌舞伎ジュエリーホームページはこちら

作品を見てみると、日本古来の模様が美しく描かれています。市松模様に麻の葉の模様、矢絣に青海波、そして童子格子。
これらの模様の多くが歌舞伎に由来することを、皆さんはご存知でしょうか。
市松模様は江戸時代中期の歌舞伎役者・初代佐野川市松の舞台衣装の模様、童子格子は歌舞伎で「武勇」を表す役柄に用いられる柄。麻の葉の模様は「八百屋のお七」で衣装として使われてから大流行したもの・・・など、模様と歌舞伎の関係の深さは枚挙にいとまがありません。

地歌舞伎衣装に見られる「童子格子」柄

ここ東濃地区は全国的にも地歌舞伎が盛んな地域。今も多くの保存団体があります。古山さんはお煎茶の先生でもある東濃歌舞伎保存会の市川尚樹さんとお話をする中で、市川さんの地歌舞伎に対する溢れる熱意と愛情に心奪われ、ずっと抱いてこられた「日本の文化を手仕事で広めたい」という想いの行先を地歌舞伎に見出されました。そしてそれは熟練のネイルアーティストによる極限まで追求された技術力によって、ジュエリーという形で昇華したのです。

Aeru SHOPでは古山さんの作品をお預かりし、地元産品のひとつとして大切に展示・紹介をさせていただきます。
ご興味のある方、是非店頭にてご覧ください。ご購入はAeruサイトから是非よろしくお願いいたします。

恵那や周辺地域で、この地域だからこそ!という作品・商品を作っていらっしゃる方、Aeru SHOPに商品を置いてみませんか。このような形で商品にまつわるストーリーを皆さんにお伝えさせていただきます。
詳しくは「アエルパートナー募集!」の記事をご覧ください。