根の上高原の可能性を追う~名鉄観光様視察報告

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9月29日、秋晴れの根の上高原にて名鉄観光のご担当者様による視察が行われました。目的は教育旅行での根の上高原利用推進。今の、そして今後の根の上高原がどのように旅行会社や教育現場の方々のニーズに応えられるかを、国民宿舎恵那山荘支配人岡田孝正様のアテンドのもと確認してまいりました。

お越しくださったのは名鉄観光サービス株式会社営業推進本部教育推進部部長の濱口貴至様、同部主任の蒲野和敬様、同社スポーツ総合支店営業係長の寺田達也様、同支店営業掛の小出亮太様です。根の上高原の現状と今後の可能性を皆様大変熱心にご視察くださいました。

はじめに保古の湖キャンプ場内を岡田様にご案内いただきました。
極力自然を近くで感じられるようにと作られているキャンプ場は、茂る木立に隠れるようにバンガローやテントサイトが点在しています。バンガローにも暖房器具などはなく、キャンプならではの防寒具が必要で、キャンプが好きな方にぴったりの空間。夜は見渡す限りの星空が楽しめるそうです。

さらにはより上級者向けのブッシュクラフトを楽しめる場所もご案内いただきました。手付かずの自然の中、水道などの設備もなく生活をするブッシュクラフト。火のおこし方などの知識も必要です。
根の上高原にはこのような場所で過ごすための指導ができるスタッフがおり、事前のオンライン講座なども行えるとのことでした。
既に実施されている様々な団体を対象とした研修はもちろん、親子での体験なども企画できる、期待に満ちた場所でした。

その後、恵那山荘の施設内部、根の上湖前広場、根の上体育館を見学しました。Wi-Fi環境の整った団体用施設に、野外ステージが整備された広い芝生、そして木の風合いが美しい体育館。あらゆるニーズを受け止められる包容力のある施設ばかりで、まだまだこれから新たな価値を纏える場であると感じました。

体育館からさらに車を走らせ、第二展望台からの景色を眺めました。
恵那市街と中津川市街、笠置山や御嶽山はもちろん、西は伊吹山、東は木曽駒ケ岳まで見渡せるこの展望台のある場所からは、かつてパラグライダーが舞ったこともあったそうです。
標高1000メートル。自分の小ささと世界の広さを目の当たりにできる展望台でした。

昼食は湖畔に設営したテントで。保古の湖キャンプ場受付からアクセスの良いこの場所も、穏やかな自然に囲まれた、可能性に満ちた場所です。
午後からはこの場所での面談を皮切りに、さらに具体的な打ち合わせが続きました。

Koike lab. 代表責任者・小池菜摘氏との面談では、現地農家とどのような交流事業が行えるかということについての話を。続いて株式会社ROBOZ代表取締役・石田宏樹氏との面談では、もちろんドローンを活用した研修プログラムについての説明や質疑応答などが行われました。

恵那山荘本館に移動した後話してくださったのはBUSHCRAFT Gifu Ena代表・林修司氏。ブッシュクラフト体験を通じた研修プログラムについて、どのようなことが行えるかを具体的にお話くださいました。

一日をかけて、根の上高原の可能性を出来る限りお伝えしてまいりました。
素晴らしいお天気も相まって、様々な魅力をご覧いただけたのではないかと思っています。
この秋の一日が、根の上高原の新たな一歩となることを願っています。