恵那のお米を、東京のひとり親家庭に!~INGプロジェクト2020への寄付

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皆さんはサッカー日本代表の小林祐希選手が支援しているひとり親家庭お弁当プロジェクト「INGプロジェクト2020」を知っていますか?
このたびの新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しくなったひとり親家庭に、メッセージ付きのお弁当を無料で配達するプロジェクトなのですが、
これまで紡いできた恵那市・ジバスクラムと様々な人・場所との繋がりが次の繋がりを呼び、恵那のお米をこのプロジェクトに寄付する運びとなりました

小林祐希選手はサッカーだけではなく、次世代の子供たちの体作りにも力を入れていて、「株式会社こもれび」を立ち上げ、お米の企画・販売・ブランド化を進めていらしゃいます。
そんな小林さんがご自身の境遇と重ね合わせる形でこのプロジェクトに共感され、支援をされているそうです。
※詳しくはこちらをご参照ください。

今回恵那市のお米を「寄付」するにあたりお力を貸してくださったのは、恵那や中津川にも進出されているスーパー清水屋さんでした。
清水屋さんでは「恵みの国マルシェ」と呼ばれる恵那の農産物を扱う直売市を、定期的に開かせていただいています。恵那の若手生産者の「消費者と互いに顔が見える関係を作りたい」との思いを受け止めてくださり、2年前から名古屋市内や春日井市内の店舗の催事コーナーにお誘いくださっています。
※詳しくはこちらをご参照ください。
恵那の若手生産者の可能性を広げてくださった清水屋さんが、これまでのご縁を繋いで生産者のお米を買い取り、ご自身がサポーターを務める小林選手への寄付をお申し出くださったのです。

そもそも株式会社こもれびと、恵那市とのコネクションが東京の地で結ばれていたこと。
2年前から開催してきた「恵みの国マルシェ」を通じて、清水屋さんとの間に信頼関係があったこと。
さらには清水屋さんとジバスクラム担当職員がともに小林選手を応援するサポーターであったこともあり実現した今回の「寄付」。
恵那のお米を素晴らしいプロジェクトに使っていただけることを、とても嬉しく、光栄に思います。
(既に小林選手にも伝わっています。)

お米を作ってくださったのは有限会社東野さん。
15年前の東海豪雨をきっかけに、荒廃農地を開拓し、にんにくやカボチャを育てる農地としてよみがえらせ、今や名物「胞山(えなさん)にんにく」やかぼちゃペーストなどの商品加工や開発まで手広く手掛ける、恵那を代表する農業法人です。
「恵みの国マルシェ」のレギュラーメンバーであり、お米の生産者でもあるため、今回協力をお願いすることができました。
米作りに関してもこだわりを持ち、一切の工程をすべて自社で行い、混じりっけなしの美濃コシヒカリを生産。根の上高原から引かれた保古用水の美味しいお水を使って作られたお米120㎏を、この会社から東京に送っていただくことになりました。

株式会社清水屋代表取締役専務・清水崇裕さん(左)と有限会社東野統括部長・伊藤広道さん

「恵那の顔の見えるお米、お贈りします」

恵那のお米に込められたたくさんの気持ちが、みんなのパワーになりますように!