東美濃らしさを求めて～ガイドウォーキングコンテンツを造る！

様々なプロジェクトが同時進行しているジバスクラム恵那ですが、中部運輸局さんとの「東美濃ガイドウォーキングコンテンツ企画造成」もその一つ。
訪⽇グロ―バルキャンペーンなどに対応した観光コンテンツを造ろうと、国土交通省中部運輸局さんが三菱UFJリサーチ＆コンサルティングさんに依頼して企画を進めてこられましたが、ジバスクラム恵那もコンテンツの候補を出す等、共にこの企画に取り組んでいます。

そもそも自然に歴史や文化、地歌舞伎などの体験コンテンツが豊富で、それらを中山道というパッケージで繋げる東美濃は、マーケット対象である欧米豪の顧客にとってポテンシャルの高い場所。
これまでワークショップや検討会、ガイド研修会などを重ねてくる中で、今求められているコンテンツを「日本らしさ、東美濃らしさを追求でき、歩くこと自体を重視したもの」とし、候補を選び抜いてきました。
「中山道美濃路ウォーキングと歌舞伎、浮世絵、日本文化体験」「日本の町並み、タイムスリップ・ウォーキング」「日本の町並み、タイムスリップ・ウォーキング」等、様々なコンテンツ案が組まれる中、
今回実際に旅行会社の方々をお招きし、モニターツアーにご参加いただきました。

ツアーはご参加くださった楽天Voyajinのアレクサンダー スタンコフさん、WalkJapanガイドのジョシュア ベーウィッグさんを、三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング株式会社の田中三文さん、東濃サイクリング・中山道ウォーク代表浮洲和典さん、そして地元ガイドや市役所職員がご案内するという形で行われました。
初日は落合宿ウォーキングに善昌寺での座禅体験、中津川宿でのウォーキングに恵那峡ウォーキング、そして大井宿ウォーキング。一日で2万歩近くのウォーキングになりましたが、参加者の方々は疲れを見せることもなく、随所で熱心にガイドの話に耳を傾けてくださいました。

二日目も盛りだくさんなスケジュールとなりました。
東野歌舞伎保存会による地歌舞伎体験に始まり、広重美術館鑑賞、大湫宿・細久手宿・上矢作原生林ウォーキング、宿泊先は越沢コテージで、恵那の大自然を満喫していただきました。

最終日は宿泊先周辺のネイチャーウォーキングに始まり、岩村・明智の昔懐かしい街並みを楽しんでいただくコース。途中型染の体験や、大正の衣装に着替えていただく場面も。移動には明知鉄道もご利用いただき、のどかな田園風景をお楽しみいただきました。

三日間ご提案できる限りのコンテンツを体験していただき、東美濃にはここにしかない魅力がたくさん詰まっていること、そして当地区が今後まだまだ大勢のお客様をお迎えするための準備をしていることを感じていただけたと思います。

今回のモニターツアーを踏まえ、商品化に向けて改善を進めていくとのこと。日本らしさ・東美濃らしさをお楽しみいただける魅力的なガイドウォーキングコンテンツが出来上がり、恵那で大勢の観光客の方をお迎えできるよう、ジバスクラム恵那も精一杯お手伝いしてまいります。