明智に家康の側近あり――遠山利景のパンフレット完成!

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大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀の物語が描かれ、ゆかりの地として恵那市明智町が脚光を浴びたのは2020年のこと。
あれから3年、今年は「どうする家康」が放送される中で、江戸幕府を開いた徳川家康に注目が集まっていますが、我らが明智町に今年の主役の側近がいた!と新たに話題になっています。

側近の名は遠山利景(としかげ)。明智・白鷹城城主であった彼を紹介するパンフレットが、このたび新しく作られました。

遠山利景は1570年の上村(かんむら)合戦で父・景行(かげゆき)、兄・景玄(かげはる)が戦死したのち、明智遠山氏存続のため尽力した人物ですが、実はその正室にあたる方が、徳川家康の祖父の姉であり、家康幼少の頃養母を務めた女性の娘。そのご縁あってか、利景は家康にとっての大切な局面に随行して重責を担っていたことが「徳川実記」などに記されています。
利景亡き後も、子孫は旗本として長く徳川宗家直属家臣として活躍。その詳細は是非パンフレットをご覧ください!

晩秋の明知城跡

白鷹城と呼ばれた明知城は、戦国の人々の居城を守る工夫が随所に残されている史跡。利景にとっては、奪われ、奪還し、また奪われ、そしてまた手中におさめた命の軌跡でもあります。今回作られたパンフレットをご覧いただきながら、戦国の世、そしてその後の江戸時代に思いを馳せ、ゆっくりと山城を歩いてみてはいかがでしょうか。

ジバスクラム恵那は観光DMOとして、地域の魅力をお伝えします。たくさんの方に恵那市の宝物を知っていただけますように!