恵那栗がいよいよ県外へ~えな笠置山栗園

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以前にも記事で紹介をさせていただきましたが、恵那には笠置山山麓に約20ヘクタールにわたって広がる、日本一広大な栗園があります。
えな笠置山栗園」といいます。
かつてグリーンピア恵那があった地を栗園にしよう!というプロジェクトが動き出したのは、平成21年末。
翌平成22年2月には中野方栗生産準備委員会が発足し、造成工事が進むなか準備委員会は「笠置山栗生産組合」となり、その後数年かけて市単独事業及び県営事業にて栗園は拡大。
様々なイベントを通して認知度を高め、平成28年に「株式会社えな笠置山栗園」を設立。植樹を重ねた栗の木は平成29年の段階で6500本に達しました。

株式会社えな笠置山栗園の特徴は、なんといっても地元である中野方地区の仲間が集って経営を行っていること。会社の戦略として「笠周地域のひとを積極的に雇い、楽しい栗づくりを進めます」と掲げられています。
事業が始まりまだ年月が浅く、栗園としては発展途上にある「えな笠置山栗園」ですが、 各農家がこれまで磨きに磨いてきた熟練の技で、一本一本を大切に育てています。

地元栗菓子屋さんに積極的に販売することで地産地消を促し、規格外のものは加工して付加価値をつける努力をしてきたえな笠置山栗園ですが、
先日は三重県で展開しているベーカリー関係会社の営業担当者らをアテンド。
早速秋からの販売に恵那の栗を活用しようという方向で話が進んでいます。

いよいよ恵那栗の県外進出が見えてきました。
日当たりがよく、空気も水も美味しく、笠置山のパワーを宿らせて育った恵那栗。
今後の発展が楽しみです!

えな笠置山栗園HPより