グランピングを恵那の観光の切り札に!~イワクラ公園イベント報告

Glamp&Outdoors お知らせNEW まちづくり 知っとくあれこれ 観光 観光

1月14日、山岡・イワクラ公園がグランピング会場に様変わりしました。
キャンピングトレーラーにスターシェード。専用コンロで焼かれる地元自慢の食材の数々と、サービスされる手の込んだお料理。そして薪のはぜる音と、ホテルの一室を思わせるような質の高い調度品。
そこには手を伸ばせば届く非日常の空間がありました。

「グラマラス」な「キャンピング」、グランピング。
ここ数年20代から30代の独身女性を中心に着実に市場を形成しているこの新しいアウトドアスタイルは、キャンプに興味があるけどなかなか手を出せなかった人たちにどんどん受け入れられ拡散され、今はホテルに泊まるか、旅館にするか、それともグランピングか、という選択肢に入るまでに成長しました。
インドアとアウトドアの良いところだけを欲張りに得られる「ミドルドア」、それがグランピング。気軽に家族や仲間みんなで、癒しのある自然の中で、しかもコロナ禍においても安心できる状況で楽しむことができます。

今回のイベントではまず株式会社ABC Glamp&Outdoors代表取締役COOの吉村司氏によるセミナーが行われ、恵那市内の事業者様向けにグランピングとは何か、この事業にどのようなメリットがあるのか、どのような実績があるのか、この先どんな可能性があり、恵那にどんな受け皿があるのかなどについてお話がありました。
既存施設や恵那に既にある自然を利用し、開発に比較的コストがかからず始められるにもかかわらず、多くの方に支持を広げていて今後のビジネス拡大が見込めるグランピングは、多くの事業者様にとって魅力あるものにうつったことでしょう。
コロナ対策で質疑応答の時間は取られませんでしたが、吉村氏による端的かつ勢いのあるセミナーは、集まった皆様の可能性を大いに広げてくれました。

セミナーのあとは実際にグランピングを体験。皆さん思い思いにシェード内のソファーにかけ、コンロで地元の食材を焼き、前日までの雪が嘘のように晴れ渡った空の下、自然の中での豊かな時間を味わわれました。
この恵那において、既存の事業「+グランピング」という選択肢を持てるということが、実感としてわいてこられたことと思います。

本来ならば一般の方々にも広く周知し、より多くの方にグランピングというものを体験していただくべきところではありますが、新型コロナウイルス感染拡大が止まらぬ状況下において、事業者様を中心にイベントを行いました。
尚シェード内や会話をされる際は一定の距離を保っていただき、スタッフのマスク着用や各テーブルでのアルコール除菌の徹底、イベントを2回に分けて1回あたりの人数を制限する等、必要な対策は講じて行いました。

グランピングをこれからの恵那の観光促進の切り札に!
蒔かれたたくさんの種から、多くの芽が出ることを楽しみにしたいと思います。