存続できる笠置のために~大空撮大会Round2報告

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11月20日と21日の二日間にわたり、恵那市笠置町を舞台に「株式会社ROBOZ主催・秋の恵那大空撮大会 Round2 笠置町」が開催されました。
Round1の上矢作町に続いて行われたこちらの大会には5組の参加者がエントリー。晩秋の笠置町の美しい景色を、相棒のドローンで時間の許す限り撮影されました。

上矢作大会同様、1日目に徹底的に撮影を行い、夜は寝る間も惜しんで編集し、さらに追加の撮影を行い。2日目は早朝からその時間にしか撮れない映像を撮るために車を走らせ、また編集。参加者の皆様は過酷とも言える2日間を思いっきり楽しみ、それぞれの映像を完成させてくださいました。

21日、笠置コミュニティセンターで行われた上映会と表彰式には、審査員の方のみならず地元の方も大勢集まり、その注目の高さが窺えました。
会場の皆さん全員で選んだ最優秀作品は澤田浩基さんの映像。他の4名の方の作品も観客の方々、特に笠置をよく知る方々の心に響くものばかりでした。

最優秀作品賞を受賞された澤田浩基さん

澤田さんは一宮市で車の部品製造会社を経営。ドローン事業部を立ち上げるにあたりROBOZで勉強を重ねていらっしゃいます。
実はRound1の上矢作大会にも出場され、3位に輝かれた澤田さん。「3位という順位は一番悔しい」とRound2にさらなる力を注ぎこみ、今回の結果に繋げられました。(28日のTinyWhoopにも出場予定です!)

笠置町での空撮大会開催は初めてでしたが、上矢作町同様地元の方のご理解が大変深かったとのこと。むしろ積極的に笠置の美しい場所を教えてくださったり、映像に映り込んでくださったりしたと澤田さんはおっしゃっていました。
夜は笠置山の物見岩の上でタイムラプスで撮影しながら編集作業をし、クライミングをされる方々と充実の一夜を過ごされた澤田さん。笠置の風景も人々の雰囲気も堪能されての受賞となり、ご自身の会社での事業にも大きく弾みをつけられました。

審査委員長を務めた笠置地域協議会会長の市川秀典さんは「遠方からお越しくださった参加者もあり、2日間にわたって精一杯笠置を撮ってくださったことに心からお礼を申し上げる。地元にいる人間が改めて感動する映像ばかりだった。笠置を知る人にも知らない人にも魅力をPRできるこの映像を使い、移住者や観光客の増加を図って、存続できるまちづくりにこれからも取り組んでいきたい」と、感激の面持ちで講評を述べられました。

ドローンにはまだまだ可能性がある。やってみないと分からない、やってこそ結果が出ると、ROBOZの石田社長は熱く語ってくださいました。
今回もまちづくりにたくさんの力を与える結果となった大空撮大会。「まだまだ撮り足りない」という参加者の言葉に応えるため、そして季節ごとに表情を変える街の魅力を残すため、次回大会開催への期待が膨らみます。

澤田さんの作品より。映像がアップされたらこちらでもお知らせいたします