上矢作の夜空を舞う次世代の光~ドローンアートフェスティバル報告

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11月27日土曜日、18時。日本のドローン先進地・恵那市上矢作町で、次世代エンターテイメントが夜空を彩りました。歴史的な瞬間を目撃するために集まった人は、なんと600人。今、国内で出来るドローンショーの最先端技術を見るために、遠方から来られた方も多くいらっしゃいました。
音楽に合わせて舞い上がり形を成すドローンは、きらきらと輝く未来そのもの。10分足らずのショーは私たちに新しい時代への夢を与えてくれました。

今回のショーは株式会社ROBOZと、ROBOZと提携している株式会社ドローンショーにより開催されました。
日本でドローンショーを手掛けているのは株式会社ドローンショーだけ。諸外国の状況を見て「この先日本でもドローンショーは当たり前になる」という確信を持ち、様々なプロジェクトを積み重ねていらっしゃいます。

フライトに先立ち挨拶する㈱ROBOZ石田社長(左)と
㈱ドローンショー山本社長

この日プログラミングされた64台のドローンは、一斉に青い光を放ちながら隊を成して飛び上がり、まず最初に湧き上がる力のごとく大きく膨らむ弧を描きました。やがて大輪の花となり、花がしぼんで新たな形を作り、最後は夜空いっぱいの大きなスマイルマークに。途中でマスクを着用する愛らしさを見せ、一台も隊列から離れることなく無事着陸。
前夜22時のリハーサルでもミスがあったそうですが、本番は大成功。最新技術を目の当たりにした観客からは、惜しみない拍手が送られました。

日本のドローン産業はまだまだ始まったばかり。年々開発が進み、技術はどんどん洗練されているとのこと。過渡期を目撃できることは何よりワクワクしますね。1年後、5年後、10年後の日本のエンターテイメントがどのように変化するのか、とても楽しみになるドローンショーでした。
二度の延期を経てこのショーを実現させてくださったことに感謝申し上げます。貴重な機会をありがとうございました!